山頂を目指して

起床予定は午前2時。20時消灯で日中の疲れもあるので、5時間ぐらいは眠れるだろうと思っていました。スマホをいじりながら自然に眠りにつくのを待っていたのですが、これがまぁ眠れない。
敷布団の上に寝袋と枕があるので寝心地は悪くないのですが、環境が変わったせいか全く眠れません。
2時間、3時間と過ぎていくと気持ちが焦って余計に眠れなくなる。会話とかは無いのですが、他の宿泊客が外に出入りする足音であったり、イビキなんかもあるので気になりだすとダメですね・・・。
0時を過ぎたぐらいに気晴らしに外に出たりもしましたが、けっきょく一睡も出来ずに起床時刻の2時に・・・。

山荘からの夜景


夜中に眠れずに外へ。
標高3460m。町の明かりが見えます。







※教訓!山小屋で寝る時は、耳栓とアイマスクを忘れずに!
この状態だと目覚ましに気が付かないなど、心配があるかもしれませんが、起床時刻になると電気が付いて、宿泊客が一斉に起き出すので、気付かずに寝坊する事はまず無いと思います。

出発日も早起きだったので、ここでの睡眠ゼロは正直かなり焦りました。頂上まで持つかな・・・と。
ほんのわずかでも眠りに就ければ、気持ち的に違いますからね。横にはなっていたので、体の疲れは幾分回復したとは思います。
ただ消灯前に鎮痛剤を飲みましたが、高山病の頭痛は完全には治まりませんでした。寝不足による頭痛も重なっていたのかもしれません。

持参していたカロリーメイトとウィダーインゼリーで朝食を取り、出発の準備を整えます。山小屋でも朝食の予約や、食べ物の購入も出来るので必要な物があれば揃える事が出来ます。

寝床


寝心地は悪くないので、
耳栓・アイマスク等で睡眠対策を。







3:00、富士山頂を目指して出発。
暗闇の中を登って行くのでヘッドライトは必須です。気温もかなり低いので防寒対策もしっかりと。肌が露出している部分がかなり寒いので、フードや手袋なども活用して下さい。
自分の場合はジャンパーの上にレインウェアを着ていました。この状態だと風も通さないし、急に雨に降られても対応出来ます。
御来光を目指して、下から登ってくるライトの光が多数見えました。

ライトで足元をしっかり確認し、前の人の後にひたすら付いて行くといった感じです。暗闇なので周囲の状況が把握しにくいのですが、とにかく段差が多くありました。
また前日の昼間に登っていた時とは違って、登山客が同じ時間に、同じ所を目指して登っているのでかなり混雑します。なので進むペースもある程度キープする必要も出てきます。

出発してからしばらくすると、前日のように息も荒くなりはじめたので、深くゆっくり呼吸して、体の隅々に酸素が行き渡るのをイメージして登っていました。
限界が近づいたら、道を譲って立ち止まり息を整える。落ち着いたら歩きだす。何かを考える余裕も無く、ただただ足元の確認と、深く呼吸をする事だけに意識を集中していたと思います。
息をするのがこんなに大変なんて。吸っても吸っても息苦しい。この時の状況を言葉でどう表せばいいのか・・・。とにかく「今までに味わった事の無い辛さ」でした。


九合五勺(3590m)到着。
【胸突山荘】があります。焼印の最後の場所で日付を入れてもらえます。
「令和元年」の焼印を押してもらうのが一つの目標でもありました。ただ夜間は押してもらえないので、下山時に押してもらう事にします。
上を目指す登山客で混雑しているので、給水と小休憩をさせてもらい出発する事に。

胸突山荘


下山時に撮影。
信楽焼の狸、てるてる坊主も。







3:00に九合目を出発して、到着予定が4:30頃。
九合五勺に到着した時に、時計を確認する事を忘れていたので、どれぐらいのペースで登って来たのかが分かりません。でも他の登山客の流れに沿って登ってきたので、ほぼコースタイムの30分~40分程で到着出来たと思います。

高山病による頭痛、息切れ。右足の付け根にも痛みが出始め、金剛杖にかなりの体重を預けていたと思います。正直、杖が無かったら御来光に間に合わなかったかもしれません。
あとはゴールを目指して、気力を振り絞り自分との戦いです。

日本一の頂きへ。無心で足元だけを見つめて登っていると、突如として暗闇の中に鳥居が現れました。

下山時に撮影


この鳥居の先が富士山の山頂です!
道というより岩・・・。







応援よろしくお願いします!
↓↓↓

“山頂を目指して” への2件の返信

  1. 今年25だけど、将来、独身の生活を暮らす覚悟があります、いまうちにもっとスキルを手に入りたい、生活を充実させて頑張ります。

    • 望遠鏡通販さん、こんばんは!2020年の生涯未婚率は男性で26%、女性で17%になるようです。
      普段の生活の中では時の流れの早さを実感しにくいですが、振り返ると本当にあっという間です。私自身がそうでした。
      興味がある事にはどんどんチャレンジしてみて下さい。「チャレンジした後悔より、やらなかった後悔」です。私も楽しみながら色んな事にチャレンジして頑張ります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。